◇【方言】 4/11(Tue)のPOP!

エンディングの時にチラっとだけ話したけど、読売新聞で「新日本語の現場」というコラムが連載されています。
そこでは東と西の言葉の違いなんかが書いてあって、結構面白いです。

関西の人はなぜ、共通語や東京言葉を「気色悪い」と感じるのか?という見出しの後、東京の言葉は「すましている・冷たい・かっこつけている」と感じるからだそうだと、大阪研究家の方がおっしゃっています。
確かに、確かに・・・mayuも引っ越してきた時は、本当にそう思いました。

mayuの下町江戸っ子友達は、「大阪弁はいつもケンカしてるみたいで怖い」と言いますが、言葉的には関西の方が丸い気がするのですが・・・。
ただ、単語自体が短くなっているものが多い上に、元々の早口なのが加わって、機関銃トークになってしまうため、ケンカ腰に聞こえるのかなぁ〜と・・もちろん、大阪にもおっとりしゃべる人はいますけど・・・

短い単語の代表例は

「見てみなよ(見なよ)」→「見てみー(みーや)」
活用形:「良く見なよ(良く見てみなよ)」→「よーみーや」

「これやりなさい(命令形)」→「これやり」「これしー」
活用形:「ちゃんとやりなさい」→「あんじょうしーやー」
※あんじょうは「味よく」の変化系なんですが、「しっかり」とか「ちゃんと」とか、頑張ってする時に使います。でも、若者はあまり使わないかも・・わざと使う時はありますけど・・。

そうそう放送で言った「気色悪い」も、関東では「気持ち悪い」ですよね。これも新聞に載っていて、そうそう!(そやそや!)と思いました。
関東は「きもー」「きもい」関西は「きっしょー」「きしょい」です。
「マック」と「マクド」も新聞で取り上げられていました。

さてさて、挙げればキリがない気がしますが、思いついたのを挙げてみます。

「あおたん」 → 「青あざ」
「うっとこ」 → 「私(の家)」とか「私(の会社)」が主語になる場合に使います。ちなみに「私」が主語の場合は「うち」
さぶいぼ」 → 「とり肌」
「えらい」「しんどい」 → 「疲れる」「つらい」
「なおす」 → 「(元の場所に)戻す」
「ほかす」 → 「捨てる」
「(虫に)かまれた」 → 「刺された」

関東の言葉に当てはめたら何になるのかわかりずらいのが、「しばく」「どつく」「いてもーたる」「いきる」「せっしょーな」・・・など・・

面白いものに「読みな」「食べな」「遊びな」などの「な」。
関東だとお勧め形、もしくは命令形ですが、関西だと禁止に当たります。
同じ日本語なのに面白いですよね。